ちょっと気になる病気のはなし

よく噛む! これでアンチエイジング!

現代の日本人の食事をする時の咀嚼の回数は戦前と比較すると、6割も減少しているといわれています。『噛む』ことでこんないいことが・・

・顎や筋肉が発達し、よい歯並びをつくる。
・脳に刺激を与え、活性化する。
・消化・吸収を助け、胃を丈夫にする。
・「噛むこと」で心も体もリラックスする。
・よく噛んで食べれば、肥満の防止になる。(メタボリック対策)
・繊維質の食物をよく噛むことで歯の掃除をしてくれる。
・唾液がたくさんでる。→虫歯予防になる。

最近はやりのアンチエイジング。高価なアンチエイジング治療もありますが「噛む」だけで手軽にアンチエイジングができるんですよ。

こんな病気が歯を悪くする!

1. 代表的なのが糖尿病です。免疫力が低下したり、唾液の分泌が低下するため歯周病や虫歯になりやすくなります。

2. ストレスや疲労、喫煙なども免疫力の低下を招くため歯の疾患を起こしやすくなります。

3. 女性では、思春期や妊娠中などはホルモンのバランスが変わるため歯の疾患が進みやすいといわれています。

いろいろな身体の病気は口の中にも関係しています。また口の病気や虫歯も身体に影響を及ぼします。身体だけでなく口の中もしっかりケアしましょう。

睡眠時無呼吸症候群(SAS)とは?

睡眠中に何回も呼吸が止まり、ぐっすり眠ることができない病気で、ひどいいびきや起床時の頭痛、日中の眠気や倦怠感などの症状があり、交通事故や産業事故を引き起こすとても怖い病気です。治療方法は内科的治療法、歯科的治療法、耳鼻咽喉科的治療法があり、当クリニックでも口腔内装具(下写真)による治療を行っています。
次のような症状のある人は要注意です。

1)大きないびきをかく。
2)日中いつも眠い。
3)居眠り運転をよく起こしそうになる。
4)夜間の呼吸停止がある。
5)夜中に何度も目が覚める。
6)起床時の頭痛やだるさがある。

もっとも怖いのは交通事故を引き起こす病気だということ。企業のリスクにもつながります。また生活習慣病にも関係するので、気になる方は早めの検査をオススメします。

当クリニックでは睡眠時無呼吸症候群のスクリーニング(簡易検査)の受付を行っています。お気軽にご相談下さい。

口の中のガン

口の中のがん(口腔ガン)は全身のがんの中で2〜3%の率で発生します。
口腔ガンが発生する年齢は発病者の中で40〜80才で98%、なかでも60〜70才が60%となっています。
危険因子(発生の主な原因)は喫煙と飲酒、特に両方を同時にたしなむと危険度が増すようです。治りにくい口内炎,口の中の白や赤の斑点などがある場合には早期発見のために歯科医に相談しましょう。

唾液に含まれるペルオキシダーゼという酵素が、発がん性物質が作り出す活性酸素を消しくれます。それにはよく噛んで、唾液をいっぱい出し、食べ物と唾液をよくからませる事が大切です。